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『座りかた』日本では冬場に、『こたつ』という暖をとる方法がありますよね。暖かくて、こたつに乗ったみかんもとても美味しくて…つい、うとうとしてしまう、冬の風物詩と言ったところでしょうか。
それでは、どのような座り方でこたつに入りますか?テーブルこたつというものも最近はありますが、まだテーブルが低い位置でのこたつも多いと思います。そうすると、座る姿勢として、正座、横座り、あぐら…など、どうしてもこたつに合わせた座り方をしてしまいます。
でも、その座り方が関節には負担になってしまうのです。
正座は足を重ねず、坐骨をかかとに乗せるように座れば足首の歪みは免れますが、膝にはやはり負担がかかります。
横座りは、骨盤の歪みに直結します。上半身の体重が一方向にかかりすぎてしまう為、股関節の軟骨の減り方に差が出やすくなります。
あぐらは、やはりこれも坐骨が中に入りすぎて、なおかつ骨盤が開くので、内臓下垂を起こしやすくなります。そうすると、ぽっこりお腹へとなってしまうのです。
それらを考えると、可能であれば座る姿勢は椅子を利用した方が関節にとっての負担は軽減できると思います。
椅子での座り姿勢についてはまた改めて(^^)
寒波が来てますねぇ…数年前の大雪にならないように願いばかりです。
さてさて、お問い合わせの多い『骨盤矯正』についてです。
『骨盤矯正』というと、骨盤をどうにかする、力づくで整える、痛そう、などなど…想像が先走ってしまうような印象を受けると思います。矯正と言うと、骨を動かすイメージが大きいですが、実際、骨自体は動きません!ではなぜ骨盤矯正なのか?
それは、骨盤周りの筋肉をしっかり動かして、ほぐして、柔らかくしていくことで、硬くなっていた筋肉が元の位置に戻り始めます。その結果、筋肉にくっついている、『骨』もその動きに付随するため、本来の骨盤の正常な位置、形へと戻っていくのです。
骨盤周りだけでなく体全体において、固くなってしまった筋肉を十分にほぐして、柔らかくしておくということが、体のバランスを作る上でもいかに大事であるかが分かると思います。